今更「ベルセルク」を見たのでざっくり簡潔にまとめてみた。
こんにちは、こんばんは、初めまして?
☆海貝あかりと申します。
今回は、ベルセルクを黄金時代の映画三本+暗黒時代アニメ版すべてをようやく見たのでその記事です。
目次・めにゅ~
ベルセルク黄金時代編
ベルセルク黄金時再編Ⅰ
いやあ、実は今までこの濃い絵柄と勧められた時に途中から見たアニメの輪数が戦闘シーンすぎてグロテスクなあまり拒否反応を起こしていたのですが、ようやく見れました。
ベルセルクとは?というところはリンクへ飛んでいただくとして、女の私から見た主な登場人物はこの三人です。
主人公 ガッツ
とにもかくにもまぁ、暗黒時代編をいきなり見てしまった私としては若い!細い!(剣も体も)というに尽きました。
グリフィス
顔は女人よりも美しい美人な男性。非常に冷静で腕も確か。完璧すぎるほど完璧なリーダーであり、一見何を考えているかわかりませんが、意外と無邪気な少年っぽい一面も。
キャスカ
この団の紅一点。男勝りな口調で周りからもそんな評価は受けていないのでわかりづらいですが実はとっても美人。ただ、グリフィスが異様に美人なので普段は霞んでいる?グリフィスが好きな剣の腕前も確かな女性。
これ、最初のきっかけが実はオンラインゲーム記事で私が散々取り上げているゲーム、DDONで知りまして、イベントで室内に飾れる壁掛けをもらったのですが、これだったんですよ↓
鷹の団という訳ありたちの集いのようなもので、グリフィスの完璧な采配と腕前、慈悲から異様に団結力が強い少数精鋭のチームです。
最初は「鷹の爪団?」と思ったのですが、その辺はおこらないでね><
これじゃないですからね^^;
DDONでも実はめちゃくちゃ苦労してベヘリットをたくさん集めて納品し、ようやくグリフィス装備を手に入れたというわけで、現在はグリフィスの子の鎧を内側に着ています^^;
わたしではありませんが、特集の画像があります。こちらです↓
その時の記事はないので、もしDDONに興味が出た方はこちらのライトな記事をどうぞ!
で、話を戻しまして、登場人物たちが皆若くてかわいいです。
ガッツは雇われの兵士であちこちを放浪しているところ団長のグリフィスに目をかけられます。
ガッツは名前と見た目通り、バーサーカー(狂戦士)なので、つねにケガをしながら戦います。
黄金時代編Ⅱでは一人で100人以上をぶった切って自分もヘロヘロになっています^^;
そんなガッツを最初は飛び入り者として団員は気を許しませんが、ガッツの腕前は確かなのでやがて皆が功績や団員としては信頼を置くようになります。
一話目ではしっかり描かれているわけではありませんが、ガッツの過去が描かれていて、どうもガッツは一般家庭、あるいは一般よりも少し貧しい平民の出のようで実の父親にショタ好きな人の元へ売り飛ばされてしまった模様。
抵抗し、その場にたまたまあった剣で襲ってきたおじさんをぶった切ってしまいます。
実の父親のところに戻り「知ってたのかよ!?」と問い詰めたものの返答はなく、たぶんその後父親も切り殺してしまっています。
帰るところも、とどまるところもなく、ただ死に場所を探すように戦い、放浪していた……ということなのでしょうかね。
ちなみにベルセルク、うまいなーと思うのはしっかり顔のいいグリフィスがものすごいモテていることです。でも、男性から見てもしっかりかっこよく嫌味なく描かれている点。リアルだなぁ……と思いましたね^^;
無口で武骨なガッツには女性はほぼ近寄りません。単純に近寄りがたいのでしょうが。ちなみにキャスカは同性からも声援を浴びるほどの大人気。これも頷けます。
英雄とうたわれる一団の中に女性騎士が一人だけいたら私だってその人応援しますもの。
黄金時代編Ⅱ
2では、グリフィスの過去が少しだけ描かれていました。
実は強いと巷で噂になり、有名になった鷹の団、一国の雇われ騎士団になります。
その際に戦って滅ぼした白の総統とグリフィスが知り合いで、総統は「グリフィスは生け捕りにしろ!」と必死。自分のお風呂にもグリフィスに似た美男子を入れて囲んでいます。
そーゆー趣味の方のようです。
グリフィスは貧民階層の出のようで、幼少期は路上でいじめられていた様子。
かりにそうではなくても、両親を失うかして路上生活をしているかのようなシーンも見受けられました。
そしてそのしばらく後で総統に拾われ、おそらく側近になり夜も……グリフィスは「あなた一人を垂らしこむことで団員たちが賄えました」という趣旨の発言もしているので、その時には少なくても鷹の団の仲間はいたのでしょう。
ちなみにガッツもグリフィスもキャスカもこの段階ではかなり若いです。主人公ガッツと出会った段階でキャスカの年齢は「推定高校生くらい」と言われたので10代前半での出来事だったのではないでしょうか。
ちなみに傭兵団の中には本当に小さな子供もいます。全員がなにかしらのわけを抱えているのでしょうね。
このあたりで鷹の団は日の目を浴び大精進。グリフィスは貴族階級を得ます。
そして、100年もの戦争を終わらせた名誉ある騎士団として、小隊を率いていたメンバー全員も翌日には貴族階級に精進というところまで上り詰めますが、ある日密偵を終わらせたガッツはグリフィスの友の定義を聞いてしまい、友であるために団員から離れると言います。
Ⅰではグリフィスに勝てなかったガッツ。
Ⅱではあっさりグリフィスの受け流し剣を力押ししてへし折り勝ってしまい、その場を去っていきます。
この辺りはとってももどかしいです。
親友だと思っていたガッツと、部下でありながらもガッツをとても大事に思っていたグリフィス。
そして、グリフィスを支え、自らが剣となりたかったのになれなかったキャスカ。
キャスカはこの物語の中盤までガッツを嫉妬心含め嫌っていましたが、物語後半になると好感を持つようになっており、どちらにも戦ってほしくない、仲間としてずっとそばにいてほしいと思っているあたりはよかったです。
ガッツを失ったグリフィスは自暴自棄になり、自分に好意を寄せているこの国の御姫様を抱いてしまい、結局鷹の団一団は貴族階級の話は撤廃、今までの称号もすべて消えて反逆者として追われることになり、グリフィスは監獄行きで拷問攻めにされます。
このあたりで、グリフィスって性欲あったんだ……っていうか、女の子抱けたんだ……なんで抱くの上手いの?とか思ったのは内緒……(笑)
黄金時代編Ⅲ
こちらでは、グリフィスが拷問されてそのまま終わってしまったので、その一年後として描かれています。
わけもわからぬままお尋ね者にされた鷹の団一行は一年間逃げ惑いながらグリフィスを探しますが、かなり疲弊しており、こちらでは少しキャスカの過去にも触れています。
キャスカはどこかへ向かう途中で乗っていた荷馬車が襲われ、知らぬ男にレイプされそうになります。
そこへまだいっても15歳くらいなもんじゃないかと思うグリフィスが助けに入り、剣を投げ、「守りたと思うものがあるのなら、その剣を取り、俺についてこい」と言われ、迷った挙句、レイパーをぶった切ってグリフィスについていきました。
おそらくキャスカはほかの団員と元の肌の色が違うので別の地域の出身者なのかもしれません。
長距離移動していたところを女に飢えた山賊もどきかなにかに襲われたのでしょうね^^;
グリフィスがいない間、指揮をとっていたのは彼女で、彼女はグリフィスが好きだったのですが、グリフィスは自分のことを女としてみていないということにうすうす感づいており、Ⅱの中盤ではいかにも女性らしい姫様と自信を比べて涙し、徐々にそのあたりからガッツを頼るようになります。
キャスカは普段戦士であるために女として見られたくないのですが、意中の相手に完全に相手にされていないとわかるのもかなりきついですよね……。
そのあたり、ガッツはキャスカの腕前を認めており、一応女性としても扱ってくれていることを察して一緒にいる時間が長くなったガッツのほうへ思いが傾いたのでしょうか。この三作目では二人が結ばれます。
一方ガッツを失った悲しみで自暴自棄になり、一年間も監獄に閉じ込められていたグリフィスは救出はされるものの、別人のようになってしまいます。
アニメでは描かれませんが、拷問された時の顔はこのようになっていたそうです。
拷問内容としては、体の皮を剥がれたり、舌を切られ、手足の腱は切られ、熱湯をかぶせられたり、火あぶりされたり、爪をすべてはがされていたり、むち打ちにされたり……おそらく去勢もされてしまったのではないか……と。
助け出されたとき、愛しさが転じて憎さに変っていたのでガッツの首を締めあげようとしましたが、筋力もすっかり衰え、手も物がほとんど握れない状態になっていたので当然何もできず。
そんなグリフィスの姿を見てガッツは涙します。
グリフィスはおびえからか、キャスカに襲い掛かりますが、キャスカに「やめて!」と言われていとも簡単に持ち上げられてしまいます。
以前だったらどんなにグリフィスが細身でも無理だったでしょう。
そんな姿を見て、震えるグリフィスを抱きしめ、涙しますが、ガッツに「一緒にお前も来い、ここを出ていくんだ」という誘いを断る決意をします。
憧れや恋心を抱いていた人間が変わり果ててしまって悲しいやら面倒を見なくちゃという責任感やらでガッツには一緒に行けないと言いますが、自分も残るガッツに「だったらあんたは行かなくちゃ、グリフィスの本当の友達なら」という話を聞いていたグリフィスは大暴走。
ほとんど動かない体で馬車を暴走させて、自殺行為まで図ろうとします。
このとき、グリフィスはたぶん「自分が生きているから、邪魔になっている」とでも思ったのかな?と思っています。
拷問で亡くしたはずの真紅のベヘリットが自分の手にもどり、はやり自分の夢が潰えてしまったのはガッツのせいだという気持ちが強かったためか、鷹の団全員をいけにえにすることを誓ってしまいます。
そこからは地獄絵図です。
なんとか、ガッツとキャスカだけは助け出されますが、グリフィスが魔物に転生して生を受けてからガッツが好きすぎて憎さ100倍となったグリフィスはガッツの目の前でキャスカを犯します。
おかげで助かった後もキャスカは精神崩壊し、仲間のことは愚か自分のこともわからず、言葉が喃語だけになってしまいます。
恋人なりたてが目の前で犯されたあげく、恋人には忘れられ、おびえられるって恐ろしくかわいそうですよね……。
ベルセルク暗黒時代編
ベルセルク暗黒編(TVアニメ版)
こちらは何か月、あるいはあれから何年か経った物語なのでしょうか、イラストではガッツの前髪の一部が白くなっているものもありました。
感情の大半を失ってしまったガッツは以前よりもさらに大きく重い大剣を振り回します。
今度は戦うのは人ではなく、人知を超えたものです。
夜には闇のものが襲ってくるので、夜は眠れなくなり、自分を強く保たねば、その場で取りつかれて死んでしまうという過酷な世界で、ガッツは己の力だけを信じてキャスカを守れるだけの強さを手に入れるために旅に出ます。
キャスカを守っていた洞窟のほうへ戻れば、キャスカは逃亡しており、今度はキャスカを探す旅に出ます。
ちなみにキャスカは髪の毛が伸びています↓
死の烙印が押されたことで二人ともこの世ならざるものを引き寄せてしまう体質になりましたが、毎回記憶がないままふらついているキャスカは運よく生き残り、男性にレイプされそうになったりすると、一瞬だけ過去の記憶がよみがえってパニックになります。
そして、皮肉にも彼女を守るのが、地獄の中でレイプされキャスカを狂わせてしまった原因でもある化け物になったグリフィスとの子供なのです。
画像中央に浮かんでいるのがそれで、本当に彼女がパニックになって命の危機があるときだけ出てきてキャスカを助けます。
最終的には魔物にもなれない、人間にもなれない不完全な存在なので息絶えてしまうんですけどね……。
いろいろあって、グリフィスの転生の時の元にもなります。
そして、グリフィスは拷問を受ける前とすんぶかわらぬ姿で戻ってきます。
化け物になったほうのグリフィスはどうなったのかこの段階では謎です^^;
今度は感情がほとんどないので、以前より表情は硬いです。
ほとんどというほどの感情もなく、実はあるのは、キャスカから生まれ、死にかけていたあの赤子のほんのわずかに残った良心だけという状態なので、キャスカ以外の人間にはとくになんとも思わず、心動かされぬ様子……というのが正しいでしょうか。
全員暗黒面に落ちてしまっているのでこの先どうなるかはわかりませんが、公式ページで各話、あらすじなどがありますのでそちらをご覧になるのもいいかもしれませんね。
救いのない地獄絵図のように見えますが、案外こちらには魔女っ娘やエルフの妖精などがいるのでファンタジー感はこちらの方が強いかも。
意外と新仲間のイシドロという騎士になりたいコソ泥少年が毎回軽いお話を運んできてくれますので深刻になりすぎないかも……?
これを見たあなたのご意見もお聞かせくださいね!
☆海貝あかり