きさらぎ駅*体験談

こんにちは、こんばんは、初めまして?☆海貝あかりと申します♪

今回は有名な都市伝説の仲間入りを果たしていた「きさらぎ駅」について取り上げていきたいと思います♪

 

 

 

 

この類の話が苦手な方は回れ右してこのブラウザを閉じることをお勧めします。

 

 

 

 

ちなみに、私、きさらぎ駅はつい最近まで実在する駅だと思っていました。

2chのまとめサイトを面白半分で見るようになったのが「ひとりかくれんぼ」とかが一時ユーチューブなどでも流行った時期だったので2015年くらいからなのですが、その時に異世界ネタで「きさらぎ駅」と出てきたのがきっかけでした。

最初は、実際に見たことのある駅だったため、実在しないとは知らず「実在する駅なのに、異世界とどう関係あるの?」と思い、気にもとめなかったのですが、好きな異世界ネタやオカルトネタ、カラパイアなどの雑学ネタの記事が一通り目を通してしまうと、残るものが、それらだけになってしまい、目を通してみて初めて、怖い話であり、実在しない駅だったのだと知ることになりました。

そして、また最近になり、ふと思い出したので、いろいろ検索してみました。

きさらぎ駅の最初の発信者は「はすみ」さんという女性だったそうですね。

私もそのきさらぎ駅を見たのは大分前で、思い返すと2011年くらいになるのですが(当時は2chは存在しか知りませんでした^^;)

彼女は2004年にきさらぎ駅に降り立っているのだとか……。

そんなに前から迷い込んでいた方がいた事実にも驚きなのですが、調べていくうちに詳細を思い出してきたので、私がきさらぎ駅を”見た”ときのお話をこちらに置かせてもらおうと思った次第です。

信じる信じないはご自由にどうぞ、2chや2ch発祥のものは嘘も多いですからね^^;

私もしばらく夢だったのかなという半信半疑の状態でしたので。

 

2011年当時

私は就活生でした。就職氷河期真っただ中と言っても過言ではないくらい就職困難な時期だったようです。

そんな中、私はご縁あって周りの子たちと比べると最多の8件ほどの会社へ伺うこととなりました。

夏場だったこともあり、身だしなみを整えるために新しい靴を用意したり、あっちこっち電車やバスを乗り継いだりして学生のうちに必死にためた10万円もこの就活の為にほとんど底をつく寸前でした。

そのうちの一件での帰り道なのですが、私は方向音痴なので、案の定帰りの電車の方向を間違えたようでした。

行けども行けども知らないところへ向かうばかりで、必死にケータイ(当時ドコモのガラケーで経路検索を行いました。

乗り換えで定かではないのですが、つくばエクスプレスに乗り換えたような気がします。

とりあえず、都内に出れば間違いなく帰れる、降りる駅は終着駅ではないけど、寝過ごしたって終点は都内だし問題ない、この後に訪問する会社もない。そんな安心感からか私は、疲労や暑さからくるだるさゆえか、うとうとと眠り始めました。

私が乗った駅から目的の駅までそんなに長い道のりではありませんでした。

ですが、私は非常にぐっすり寝てしまっていたようで、かすかに聞こえたアナウンスでうっすらと目を覚ましました。

16時前くらいに乗ったはずの電車は、いつの間にか真っ赤で美しい夕焼けを映し出すさびれた駅についていました。

 

フリー素材の写真をお借りすると、ちょうどこんな、写真にフィルターでもかけたような真っ赤な夕日でした。ただ、山や雲などにより、見た景色の方がもっと赤黒くはあったのですが。

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電車の中は非常に暗く、逆光で誰の顔も見えませんでした。

そして、たくさんの人が座っているのにも関わらず、車内はとても静かに静まり返っていました。

今思うとかなり不思議なことが多々ありました。

まず、暗いのに電車内に電気がまったくついていないこと。そして、あえて人をいつも見ないようにしているとはいえ、誰もが電脳コイルの人型のバグであるかのように真っ黒で見えないのです。以下のようなイメージですね。

(ただ、当時の私は、どこまで行っても私らしく、そんなもんなのかな?と、さして気に留めていませんでした^^;)

http://blog-imgs-24.fc2.com/9/7/4/9742/coil19-01.jpg

ちらりと見たケータイは17時を超えていました。

(この電車に一時間以上乗っていたということになります。)

さびれた看板には「きさらぎ駅」の文字があり、私は旧暦の名義をテストのおまけ問題として出すと言われて覚えている学生の身でしたので、今は八月で葉月なのに、ここは如月でずっと2月なんだなぁと、ぼんやり思ったことを覚えています。

確かに如月ってきれいな名前だもんなぁと思っていたのですが、知らない駅でも降りようという気はまったくありませんでした。(最近、鬼と書いてもきさらぎと読むことが可能だということを知り、驚いています。)

おそらくここで終点というアナウンスを聞いていたのだと思います。(覚えがありませんが^^;)

ただ、周りの人も降りようとする様子もなく座り続けており、回送になるというアナウンスもなかったため、このまま降りてまたわけのわからんルートをたどって迷子になるよりは、何時間かかったとしても折り返そうと腹をくくって目を閉じていました。

時々ガタゴトと人が降りるような音を聞いたので、おそらく真っ黒だった人のうちのどなたかが駅で降りたのだろうと思っていたのですが、大分長いこと電車は発車をしませんでした。

(夕日は美しく、降りて写真を撮るのもいいかと思うには思ったのですが、電車がいつ発車するかもわからないうえ、疲れ切った身では動くことも億劫でした^^;)

それからしばらくして、電車は動き出しました。

しばらく目を閉じたまま起きてはいたのですが、再び揺られているうちに寝ていました。ですが、この時は、周りがうるさくゆっくり寝ていることができませんでした。

半分不愉快になりながら目を開くと、そこには電気のついた車内と、はっきり顔が認識できる幾人もの方々や、それらの方々の話声、そしてなにより、窓の外がまだ青く明るい……という光景を目の当たりにしました。

そして、私が降りる予定であった駅もあと数駅先にありました。

さっきまでものすごくきれいな夕日だったのにと思ってケータイで時刻を確認するとまだ16時でした。時刻は乗り換えた時からさして進んでいなかったということになりますね。

私はこの時、夢だったのかなんだったのか、わかりませんでした。

ただ、その後二度ほどつくばエクスプレスに乗る機会があり、そのたびに「きさらぎ駅」を探していたのですが、今調べると、実在しないうえに、かなり怖いお話だったみたいですね、きさらぎ駅^^;

前きさらぎ駅を調べてみたときは静岡だの、ほかの県だの、別の路線からのアクセスだのが多かったので、私が見たのは別のものだったのではないかと思っていましたが、2004年付近で調べられていた時には茨城県つくば市の池の中」が有力情報だったらしいという情報を見たときはぞっとしました。普段乗らないとはいえ、私が乗っていたのはエクスプレスだったと思うので^^;

 

ちなみに体験された有力情報と思われる方々はみな女性だったとか、うち二名は腐女子腐女子がきさらぎ駅に行くための条件?など言われていますが、私はヲタかもしれないけど、腐女子ではないよ……!

今回は長くなってしまったのでここらで打ち切りにしたいと思うのですが、次回は有力情報と思われる他の方の情報と自分の見た情報とを比較してみたいと思います♪

もしご興味がお有りでしたら次回もお付き合いくださいね♪

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます!

☆海貝あかり