雑談・鬱状態について

こんにちは、こんばんは?初めまして。

☆海貝あかりと申します♪

実は少し前にこんなツイートをツイッターで発見していました。

 そう、笑っているのだからうつ病じゃない、と思う人が多いってこと。

実際私自身も自分にそう言い聞かせていました。

 

ちなみに私は鬱状態になったことがありますが、普通に笑えていました。

愛想笑いもできました。ただ、疲れ切っていたので、中身は無心でした。

私は笑えていたので、自分は鬱状態でも、たいしたことはないと無理やり「いてほしい」と言われた期間仕事をしたことがあります。

そして、ついさっき見た事柄すらも覚えていられなくなり、ミスがひどくなり、計算もできなくなり、文字を追うことすらひどく疲れる状態になりました。

それでも、「今すぐにいなくなられるのは困る」と言われ、とどまっていましたが、他の私と直接は関係のないところからは「あの子、もう他に移動してほしいんだけど」とか「ミスが多くて困るんだよね」とさんざん言われていたようです。

鬱と正式な診断が下ったわけでもなく、状態という軽度なものでしたが、それでも十分地獄のような日々でした。

私はこの時、常に自分を保つために必死でした。

そのために、音楽を聴いたり、脳内再生したりして周りの言葉を取り入れないよう必死に心がけ、鬱状態は繊細な人、クリエイティブな人間がなるのだから、私はやはりクリエイティブな人間だったのだと都合よく解釈できるように努めました。

結果、仕事を辞めてから半年間、ほぼ寝たきりで食事もろくにできないような日々が続きました。

それでも、私はたったの半年間でひとまず動ける程度にまでは回復したのでラッキーだったのでしょうね。

 

鬱状態は心の持ちようであるということ、また、どれだけ他人の心ない言葉を自分の中で否定し、はじき出せるかが重要になるんだなって改めて思いました。

その後、動けるようになってもラッシュの電車に乗ると呼吸困難・腹痛などを引き起こし、しばらくは他の仕事へ行くのさえつらい時期がありましたが、人間の体の回復力ってすごいんだね。

動き始めて2カ月くらいでラッシュ時の電車もなんとか乗れるようになったんです。

 

私は背が大きく、体格もしっかりしています。食事がとれなくて痩せても、「やせ細る」まではいかず、多少「細身だね」程度なもので終わってしまいます。

そこで皆さんにお願いがあります。

鬱状態だと診断されている(診断されていなくても)日本人は沢山いると思うのです。

そういった人々にどうか、「思ったより元気そうだね」とか「大丈夫そうだね」とか「笑えてるなら平気だね」とか、そういった類の言葉をかけないでください。

 

鬱状態で薬を飲んでいる人たちは、薬の効果である一定までは気分が回復します。

 

そして、周りの方に心配をかけないように「そうなんですよ~軽度だから」とか言って笑ったりもします。事実、それが無茶をしているということに本人すら気づかないで自分の首を絞めていることが多々あります。

 

私は今、とっても元気になりました。

元気になった今だからわかることがあります。

あの時の私はちっとも元気じゃなかったし、平気でもなかったし、ただ無理してただけでした。

でも、その無理を、無理してるって自分でもわからなくなるくらい(脳の機能が正常に機能しないがゆえに)判断できなくなるほどにおかしかったのです。

多分ね、鬱状態だって診断されてる人って本当に危ない状態なんだと思います。

私もしばらくはただ疲れてるのかなって思ってました。

食欲があるのに何も食べたくなくて、物忘れが異常なほどになって若年認知症を疑って初めてそこで診断にかかることにしたのです。

診断にかかるということは、本人はその時点で、それだけもう危険だってこと。

平気なはずがないんです。

無理してるだけなんです。

だから、診断にかかったとか、鬱状態だって人が周りにいたら、元気そうに見えても、そういう言葉はどうか、言わないであげてほしいのです。

「よくがんばってるね」って言われても、本人は頑張るのが当たり前だと思っているので、体の不調で頑張れていない今の現状を「がんばってない」とか「まだまだだ」って否定をするかもしれません。そんな時はどうか「大変だね」とか「お疲れ様」とかそんな言葉だけをかけてあげてください。

それだけで、救われることも、あるかもしれません。

 

長々とすみませんでした!

またちょっと重い話をしてしまいましたね。ごめんなさい^^;

よろしければまた別の記事でもお会いいたしましょう!

☆海貝あかり